west side story

先日パリのLa seine musicaleで上演されている≪WEST SIDE STORY≫を観てきました。

いやla seine musicale初めていったんですけど行き方ちょ〜めんどくさいですね…(間に合わなくてタクシー飛ばしました 安かった)

 

ブロードウェイのたぶんワールドツアーのやつで、夏には日本にも行ってた気がします。

日曜だったこともあってほぼほぼ満員、でもみんな前に席詰めてくるので5分前に到着したら私の席には別の人が座っていて、一列前の空いてた席に座りました。横の家族連れがうるさくて、携帯いじるわ終わり?終わり?っていちいち聞いてるわ途中で妹がお兄ちゃんの席まで移動して抱きついてるわママン?っていきなり叫び出すわでまぁ最悪でした。日本に比べたら観劇マナーなんてないようなもんなんで…

 

WEST SIDE STORY。ロミジュリをリメイクしてバーンスタインが音楽を付けた有名なミュージカルですね。

一番初めにこの作品を意識したのはサイボーグ009という漫画を読んでいた時で、キャラクターの1人であるジェットリンクというアメリカ人が名前からもうウェストサイドオマージュのキャラクターがいるんですけどそのキャラクターが大好きだったんですよね…しかもギャング団率いていて人を刺しちゃって逃げてる所を拐われるという。それで気になって映画を観てました。

またバーンスタイン自身によるホセ・カレーラスとかが参加したCDがありますが、あのメイキングにすごい感動して…バーンスタインが可愛いんですよね…というわけで元から大好きだった作品なのでめちゃくちゃ楽しみにしていました。

 

セットが2017年版のロミジュリと似てて(ロミジュリのコンセプトが現代版だったので鉄筋剥き出しみたいなのでした)、懐かしくてその時点で泣きそうでした…

プエルトリコ系のシャーク団役の役者がほんとにプエルトリコというかスペイン訛りで歌っていてなんだか変に感動しました。アニータ役のKeely Beirneがすごく上手くてamericaが凄い拍手で、mariaやtonightこえてて笑いました。

もちろんマリア役もうまいしめちゃくちゃ可愛かったんですけど、なにしろ席が遠くてあんまり見えなくてめちゃくちゃ悲しかったです…

悲恋ものって弱くて、出会った瞬間から最後想像して泣いてたんですが、観に行った数日前に個人的な件で凄い悲しいニュースを聞いたところだったこともあり、それがこのミュージカルとも無関係ではなくて、もうずっと泣きっぱなしでした。

 

初めて生で観て思ったんですが、やっぱりバーンスタインって天才ですよね。まず音楽が素晴らしくて改めて感動しました。

あと、個人的に自分はものすごくミュージカルに詳しいわけではないので(特にブロードウェイは)すごく変なことかもしれないですけど、今までウィキッドトニー賞に出てくるような俳優の歌い方がブロードウェイだと思ってたんですが意外とオペラっぽい歌い方するときもあるんですね。マリアとかトニーが特にそう思ったんですけど単純にキャラクターの問題なんでしょうか。考えたらオペラ座のクリスティーヌもそうでした(あれはオペラ歌手だからか)

 

マンボ楽しかった!